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みなさん、こんにちは。きょうは静脈瘤に関するお話をしたいと思います。
静脈瘤とは、正式には“下肢一次性静脈瘤”といいます。足の静脈瘤には“静脈血栓症”から生じる二次性静脈瘤と、長年の立ち仕事などや妊娠などの生活習慣から生じる一次性静脈瘤があります。
今回は一次性静脈瘤のお話をしたいと思います。 |
| 下肢静脈瘤の症状 |
静脈瘤の症状で、1番目におこりやすいものは、主に足の内側に生じる表面の静脈の怒張です。その形は細い静脈からなる輊クモの巣状(写真)”のものから、4〜5mm程度に拡張した静脈からなる“分節状(写真)”の静脈瘤など4段階程度に分けられています。
2番目の症状としては、足の主にふくらはぎにおこる筋肉のうっ血症状で、だるさや夜間のこむら返りなどがあります。
3番目の症状としては、ひふのうっ血症状で、かゆみ・はれ・足のしみなどや、治りにくい傷“潰瘍(かいよう)”をつくったりします。
特殊な症状としては怒張した静脈に血の固まりができて、痛みを生ずる“血栓性静脈炎”をおこしたり、深い静脈にのびて“深部静脈血栓症”をおこしたりすることもあります。 |
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| 下肢静脈瘤の原因 |
静脈瘤は女性の方に多いのですが、男性の方にもみられます。女性の方の原因としては妊娠・出産が契機となって、症状がでることが多いようです。男性の方は生まれつきの要因があるといわれています。どちらの方も、立ち仕事が長いほど足への負担が多くなり、症状が悪くなることがあります。
静脈瘤はおもに表面の静脈がこわれることによって、いろいろな症状がおきます。静脈にはひとつひとつに数個の“逆流防止弁”がついていますがその弁が、炎症や静脈圧の亢進などにより機能されなくなることにより、つかわれた静脈の血が足をぐるぐる回ることによって、疲労物質がたまり、足が疲れやすくなったり、ひふがかゆくなったりします。 |
| 下肢静脈瘤の治療 |
静脈瘤は良性の病気なので、その方に応じた治療法を選択すればよいと思われます。治療の方法としては主に3種類あり、“圧迫療法”・“硬化療”・“手術療法”に分けられます。
- 圧迫療法
足のうっ血症状をとるために弾力ストッキング(男性用はソックス)を使用いたします。使用することによって、だるさやこむら返りといった症状が楽になります。
欠点としては夏暑いことや、かゆみがでることがあります。
- 硬化療法
うきでた静脈輊瘤軫を注射でつぶす方法です。外来で通院治療が可能です。欠点としては血栓性静脈炎をおこしたり、しみがついたりすることがあります。次の高位結紮術という方法とともにした方が、高い効果があるといわれています。
- 手術療法
外来通院で行える高位結紮術と、入院が必要ですが根治療法となる静脈抜去術があります。
| 下肢静脈瘤は良性疾患ですが、日常生活においてなんらかの症状がある場合、その症状に応じて治療の選択が可能ですのでお気軽に病院で相談してください。 |
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