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●ちょっと気になる病気の話

リハビリマシンを使って
心も身体もルンルン!!

 
松原 真理
松江生協リハビリテーション病院
作業療法士
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 松江生協リハビリテーション病院では昨年の九月からパワーリハビリといわれる新しい訓練マシンを導入しました。今回はこのパワーリハビリの紹介をしたいと思います。

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パワーリハビリが注目されている
 三年ほど前から老人保健施設や病院などを中心に広がってきたパワーリハビリテーション。最近ではテレビ新聞で紹介され、また市町村で行う場合には国の補助金が出るほどその効果は認められています。現在島根県内でこのマシンが設置されている病院は、松江市内では松江生協リハビリ病院だけです。より質の高いリハビリが提供できるようリハビリ病院で大いに活用しています。
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パワーリハビリとは?
 人は加齢や障害により行動範囲が縮小し動作が乏しくなります。そのため、筋力・バランス能力が低下し、転びやすく、疲れやすくなります。さらに身体の衰えから不安も強まりふさぎ込みがちになり、ますます行動範囲が狭くなるという悪循環を繰り返し、機能低下を引き起こしていきます。こういった「動作の衰え」「体力の低下」「不活発な行動」「自信喪失」などの改善を目指すのがパワーリハビリです。
 パワーリハビリマシンはフィットネスクラブにあるような筋トレマシンと一見変わりはないですが、大きな違いはおもりのメモリが細かく、軽い負荷から始められるということ。乗り降りしやすいように座面が低く掴まるところがあるといったようなことです。つまり高齢者、障害者の方にも利用しやすいような構造なのです。また運動方向が一定なため操作が簡単で同時にたくさんの関節を動かすことができます。
 リハビリ病院には全部で六台のマシンがあり、手、足、胸の部分と分けて運動します。一回に約一時間かけて体操やマシントレーニングを行い、週二・三回、三ヶ月実施していくのが一般的です。現在、入院、在宅利用者の方々に使っていただいて様々な効果が出ています!!
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あれがやってみたい!
膝の曲げ伸ばし運動で筋力アップを!
 リハビリ病院では昨年の九月からこのマシントレーニングを使用していますが、開始当初の利用者の反応は今ひとつでした。やはりマシンを見て自分ができる気がしないというのが最初の皆さんの印象のようです。しかし、一度乗ってしまうととりこなのです!意外に自分ができるという感動や日頃しないような体の動かし方をするので気持ちがいいという感想が出ます。そして、継続していくことで「体が軽くなった」「腰や膝の痛みがなくなった」「歩きやすくなった」「来るのが楽しみだ」といろいろな体験談を聞くことができます。今では「あの機械の訓練がやりたい!」という利用者の方々に順番を待っていただくこともあるくらいです。
 パワーリハビリは体の機能回復はもちろんのこと気持ちの面の向上にはとても効果的です。
 
もっともっと地域と共に
 約半年間、マシントレーニングを行ってきてその効果の高さを理解すると、これを院内に留めておくのはもったいない…という声が。「介護予防」と騒がれる中、このマシンを地域の組合員の方々に使っていただければどれだけ効果的か!?まだ課題はいろいろありますが、この点においてもこれから力を入れていきたいと考えています。

**この記事は松江保健生協の機関紙「強い体」からの引用です。

 

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