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年末年始にちょっと飲み過ぎたという方は、おられませんか。今回は、生協の組合員健診でも調べる血液による基本的な肝機能検査をご紹介します。
肝臓は体内に入ったアルコールを分解したり、栄養分を体内で利用しやすい形に変えるなど、私たちの体を守る大切な役割を担っています。 |
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松江生協病院臨床検査科技師長
渡部麻里子
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異常を知らせる
GOT・GPTは肝臓の細胞の中に合まれる酵素です。肝臓の細胞に何らかの障害が発生すると、細胞がこわされ、これらの酵素が血液の中に流れ出ます。そこで血液中のGOT・GPTの量を測定することで、肝臓の異常を調べることができます。
| 項目名 |
基準値(正常値) |
| GOT |
10〜40 IU/L |
| GPT |
5〜40 IU/L |
酒呑み酵素
γ-GTPは、アルコールの取りすぎによって値が高くなることが知られています。
アルコール性肝障害の診断に欠かせず、「酒呑み酵素」と呼ばれる由縁です。
| 項目名 |
基準値(正常値) |
| γ−GTP |
男性 70 IU/L以下
女性 30 IU/L以下 |
黄疽を調べる
ビリルビンは、破壊されたり古くなった赤血球の血色素(ヘモグロビン)から変化したものです。
このビリルビンは、肝臓に運ばれて大部分は胆汁となって、十二指腸に排出されます。しかし、肝炎などで肝臓の働きが低下している場合は、この排出がうまくいかなくなり、血液中にビリルビン色素が増えて黄疸(皮膚や粘膜が黄色くなる症状)があらわれます。
| 項目名 |
基準値(正常値) |
| 総ビリルビン |
0.2〜1.0mg/dl |
- *基準値
- 健康な人の血液の中に含まれている量を基にして設定された目安(正常量)です。
- *IU(国際単位)
- GOT、GPTなどの値を示す単位です。
注意:ここに書かれた「基準値」は松江生協病院検査室で採用しているものです。検査する施設によって基準値や単位が多少異なりますので注意してください
**この記事は松江保健生協の機関紙「強い体」からの引用です。
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