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キシリトールで
虫歯予防

 

松江生協病院歯科診療所 歯科医師
平井 百合子

 

 キシリトールは、白樺や樫の木などの原料から作られる天然の甘味料で、糖アルコールと呼ばれる炭水化物の一種です。お砂糖と同じくらいの甘さがあるのに、虫歯の原因となる酸を作らず、虫歯菌を減らして歯を丈夫にする効果があるので、虫歯予防のために多くの国で積極的に活用されています。
 

キシリトール摂取についての

よくあるQ&A

Q1 キシリトールを使った製品には、どんなものがあるの?

A

  ○オーラルケア社製のキシリトール100%ガム(歯科専用 当院でも販売しています)
  ○ロッテのキシリトールガム
  ○グリコのポスカム
  ○キャドバリーのリカルデントガム

などがおすすめです。
  キシリトールが使用してあっても、砂糖や水飴が使用されているものはやめましょう。
  タブレットや、キシリトール入りの歯磨剤などもあります。

 

Q2 キシリトールの上手な摂り方は?

A
 一日に三回は使用する。虫歯になりやすい人は一日五回以上が望ましい。
 効果的な分量の目安は、ガムの形だと一日三個から十個になります(製品によって異なります)。
 食事やおやつの後に摂るようにすると効果的です。

 

Q3 キシリトールガムを 噛めない人はどうすればいい?
A
  高齢の方や歯を治療中の患者さんのように、ガムを噛めない方もいらっしゃいます。
 そんな場合には、ゆっくりなめて溶かすキシリトールのタブレットがおすすめです。
 効果は、ガムもタブレットもほぼ同じです。
 キシリトールタブレットの特徴は、ガムが噛めない乳幼児や高齢の方でも安心して召し上がれる、また顎の関節に問題がある人にも安心ですし、食べカスが出ないので電車や車の中など公共の場所でも大丈夫といった点などが挙げられます。
 

Q4 お腹がゆるくなると聞いたけど?
A
 キシリトールは消化されにくく、一度に食べ過ぎるとお腹がゆるくなる場合があります。
 一時的なものですから心配は要りませんが、お腹がゆるくなるようだったら、食べる量を調節して下さい。
 

Q5 フッ化物入りの歯磨剤とキシリトールガムを両方使った方がいいの?
A
 一緒に使うことで、虫歯予防の効果はさらにアップします。
 

 


**この記事は松江保健生協の機関紙「強い体」からの引用です。

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