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電動歯ブラシでの
ブラッシングについて

 

松江生協病院歯科診療所 歯科医師
平井 百合子

 

 歯科の二大疾患である虫歯、歯周炎の予防には、歯磨きが重要であることは、周知のことと思います。その歯磨きの道具としての歯ブラシは、今日では、手用歯ブラシのほか、各種電動歯ブラシも開発販売され、最近では、音波・超音波歯ブラシも販売されており、従来型・音波・超音波歯ブラシを総称して電動歯ブラシと呼んでいます。その特徴や使用法について述べてみましょう。

歯ブラシの種類について
 歯ブラシを分類すると、
1 手用歯ブラシ
2 電動歯ブラシ(ブラシが 回転・振動し、歯垢をかきとる)
3 音波歯ブラシ(電動歯ブラシに音波をプラス(周波数20〜2万Hz))
 有名なものでは、ドルツ、ソニッケアーなど
4 超音波歯ブラシ(1.6MHz の超音波で細菌を破壊)
 有名なものではウルティマ、システマ超音波などの四つに大別することが できます。
2は、従来型です。3、4がここ数年で急速に普及したもので、歯垢除去効果が優れており、口腔内細菌に直接働きかけ、細菌を破壊する点において従来型より進歩しています。私自身全て購入して試してみましたが、3、4の使用感は、かなり良いです。乾電池式ではなく、充電式の方が良いと思います。
 
電動歯ブラシの使用法・注意点など
1  歯面への当て方、順序などは、基本的には手用歯ブラシと同じですが、歯ブラシヘッドの形状によって変わる場合もあります。特に回転型のものの場合、一歯ずつ包み込むようにして磨きます。
 また、音波と超音波では、少し違ってきます。柄が太くてブラシが安定しにくいため、補助的に手を添えなければならない時もあります。詳しくは、歯科医院に歯ブラシを持参して、実地指導を受けて下さい。
2  電気製品ですので、水周りでの使用は感電の危険があるので、風呂場でのいわゆる「ながら磨き」には適していません。
3  体内埋め込み型の医療用電子機器を使用している場合には、医師との相談が必要になります。
4  歯磨剤は、液状、あるいはジェル状のものが向いています。ペースト状のものは、故障を起こすことがあるといわれています。
5  長く当て過ぎることにより、歯肉に傷を付けるなどの害を及ぼすことがあります。

 購入前及び購入後に、ご相談下さい。

 


**この記事は松江保健生協の機関紙「強い体」からの引用です。

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