| 受動喫煙、副流炎
たばこには200種以上の有害物質がありその中でもニコチン、タール、一酸化炭素、アンモニア、猛毒のダイオキシン、シアン化合物などが知られています。
喫煙者が吸い込む煙(主流煙)より、たばこの煙(副流煙)に含まれる有害物質が多いことが知られています。副流煙中のタールは主流煙の3.4倍、ニコチンは2.8倍、一酸化炭素は4.7倍、アンモニアは46倍あります。
喫煙による超過死亡は年間9万人
肺がん、心筋梗塞など、喫煙が原因で死亡したと疫学的に推定される数(喫煙による超過死亡数)は、欧米先進国では喫煙対策が功を奏して増加傾向に歯止めがかかるか減少傾向を示している。一方日本では毎年9万人を超え、増加傾向に
あります。
今後、高齢化とあいまって、喫煙による健康被害がさらに増大するものと予想されています。
喫煙率は年々低下、喫煙開始年齢の若年齢化
日本たばこ産業の発表によれば、年々喫煙率は低下傾向を示し、2003年の喫煙率は男性48.3%、女性13.6%(米国94年:男性28%、女性23%、フランス94年:
男性40%・女性27%)。
喫煙率が減少するなかで、男女とも若年者の喫煙率の増加や喫煙開始年齢の低下(男子中学一年生0.7%から高校三年生25.4%に、女子中学一年生0.4%から高校三年生7.1%)や小学生の喫煙などが問題になっています。
家庭・学校・地域での防煙教育、環境整備などの対策が重要です。母親の喫煙習慣が子供に伝わりやすいともいわれていますので、家族で喫煙について話し合ってみましょう。 |
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たばこが止めにくいのはふたつの依存症のため
たばこがやめにくいのは「ニコチン依存症(身体的依存)と心理的依存症(習慣的)」のためです。自己流の禁煙で成功する人は約10%くらい。ニコチンガムやパッチなどのニコチン代替療法と日常生活の工夫を組み合わせて、専門家のサポートを受ければ、50〜80%の成功率になります。
ニコチン代替療法により、禁煙によるニコチン禁断症状をなくし、喫煙欲求を抑えることができます。たばこが吸いたくなったら冷たい水や熱いお茶を飲むとか、散歩するとかの日常生活の工夫により喫煙の欲求を回避できます。その積み重ねにより禁煙を達成することができます。 喫煙本数を減らすより、キッパリ止めよう。本数を減らしても喫煙を止めることはできません。
(つづく)

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